初回発注の前に、購買や設計のご担当者から実際にいただく質問をまとめました。 以下の回答はすべて、現在の当社ラインで対応できる内容です。寸法、公差、試験規格、書類について記載しています。
L60 × W60 × H190 cm、15 kg までです。前処理・塗布・焼付を同じ自動化ラインで行うため、このサイズの部品を工程ごとに分ける必要がありません。
粉体吐出量と電圧は作業者の設定ではなく、コンピュータがリアルタイムで監視・制御します。複雑形状では噴射角度を最適化し、凹部や曲げ返し部まで被覆します。歩留まりは約 99%、膜厚曲線をロットに添付することも可能です。
塩水噴霧試験で検証します。標準は 500 時間以上、案件に応じて 720 時間まで対応します。酸性雨・化学ガス・工業排気による長期的な腐食を模擬する試験です。
RAL 色見本から指定でき、特注色も相談可能です。ロットごとに分光色差計(ΔE)と光沢計で確認します。粉体は恒温恒湿の保管室に置き、季節による粒子品質の変動を防いでいます。
各ロットに検査データとともにロット番号が付与されます。ご要望に応じて、膜厚曲線・ΔE・光沢・酸試験を含む品質報告書を発行します。顧客監査に対応できる内容です。
可能です。エッジ、曲率半径、吊り点の配置を確認し、膜厚が溜まる箇所や治具で遮蔽される箇所を洗い出します。あわせて治具との適合性と吊り下げ時の重心も検討します。
焼付炉にワーク温度センサーを備え、炉内空気ではなく部品の実温度を監視しています。炉内の熱分布を指定の硬化曲線に合わせ、最適な温度域で完全に硬化させます。
粉体塗装は有機溶剤を使わず、付着しなかった粉体は回収・再利用します(当社の回収率は 95% 以上)。一回の塗装で得られる膜厚も液体塗装より高く、硬化後の硬度・密着性・耐食性は車両用・産業用の使用環境により適しています。